歌う死神 4【童子繭】

歌う死神 4
歌う死神 41歌う死神 42歌う死神 43歌う死神 44歌う死神 45歌う死神 46歌う死神 47歌う死神 48歌う死神 49

サークル"童子繭"の人気作品

この作品の詳細情報

歌う死神 4【童子繭】の詳細

直樹の視線が痛いくらいに私の下半身に突き刺さってくる。
「月でも見ていて」
「無理っしょ」
彼はひたすら観察している。
「恥ずかしいですよ」
生まれたままの姿になった私は、ベッドの上で直樹に飛び掛かるようにしがみつく。
「寧さん、すげえすげえ綺麗だよ。これで手術で死んでも後悔ないよ
泣きそうな顔で直樹が言った。
「縁起悪いこと言わないでください」と言って、私はまた直樹の口を自分の唇でふさいだ。
「どうすればいいの」
直樹が言ったので、私は直樹の瞳をまっすぐ見つめた。そういう台詞を残して死んだ人を思い出して怖くなる。
「自分で考えてよ」
「え」
「生命力見せて、あなたは強い男の子よ」
私は直樹の瞳が震えるのをまっすぐ見ていた。
「よーし」
直樹は、いきなり私に寝技をかけるみたいに覆いかぶさってきた。
「重たいよ」
「あ、ごめんね」
「嘘だよ」
私はちろっと舌を出して微笑む。直樹はふふっと子供のように笑った。直樹の重さだったら何千キロだって耐えられる。

イラスト by novel ai

歌う死神 4【童子繭】の作品データ

商品名 歌う死神 4【童子繭】
商品番号 d_362124
サークル名 童子繭
口コミ・評判・レビュー レビュー評判を確認する